鳴子温泉郷は、鳴子・川渡・東鳴子・中山平・鬼首という5つの温泉地の総称です。温泉街も風情があり、多くの観光客が訪れます。
鳴子温泉郷の魅力は、何といっても豊富な泉質。日本にある11種類の旧泉質分類のうち、鳴子温泉郷ではなんと8種類もの泉質をお楽しみいただけます。
泉質が異なると、湯の色はもちろん肌触りも違ってきます。いろいろな泉質の温泉を比べてみたいなら、湯めぐりはいかがでしょうか。
黒湯と白湯を楽しめる「幸雲閣」、硫黄の香り豊かな「ますや」。
大江戸温泉物語の温泉を楽しんだ後は、また違った魅力を持つ公衆浴場へ湯めぐりにでかけてみませんか?
当館では、鳴子温泉郷をめぐる、お得な「湯めぐりチケット」をフロントにて販売していますので、ぜひご利用ください。(1,300円・税込)
おすすめの公衆浴場もピックアップしたので湯めぐりの参考にどうぞ。
大江戸温泉物語グループ 鳴子温泉の宿
幸雲閣 本館 大浴場
露天風呂ではのどかな里山の風景を見渡しながら、珍しい黒湯を堪能。
色が黒くみえるのは、お湯に含まれる有機物の影響だと考えられています。「黒湯」は皮膚の角質を軟化して取り除く作用があるといわれています。
【泉質名】ナトリウムー硫酸塩・炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
【pH値】8.2
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幸雲閣 別館 大浴場
白にもエメラルドグリーンにもみえる不思議な色のにごり湯。源泉が約83度と高温のため、キリッと熱めです。
体のすみずみまでしっかり温まって、湯上がりもぽかぽか感が長続きします。
【泉質名】ナトリウム―炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉 (低張性弱アルカリ性高温泉)
【pH値】7.6
※幸雲閣ご宿泊のお客様のみご利用いただけます。
幸雲閣の温泉についてはこちら
ますや 宿より車で約5分
鳴子温泉郷を一望できる「天馬の湯」、施設名にちなんだシンボリックな枡の湯口がある「天翔の湯」。
2つの大浴場が男女入れ替え制で迎えてくれます。
これぞ温泉!な硫黄の香りに包まれて、いつもと違うちょっと贅沢なごほうび浴を。
【泉質名】含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
※加水・加温・一部循環 ※薬湯釜風呂は温泉ではございません
【pH値】7.8
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鳴子温泉郷の公衆浴場
滝の湯 宿より車で約5分
1,000年の歴史ある古湯の風格を漂わせる公衆浴場。
白く濁ったお湯で、鳴子温泉神社の御神湯として、昔から多くの人に愛されてきました。レトロな総ヒバ造りの浴場は、肌あたりも優しく、とてもリラックスできます。
ひなびた温泉の風情を楽しみたい方にもおすすめの浴場です。
【泉質名】含硫黄-ナトリウム-アルミニウム-カルシウム-鉄・硫酸塩泉(低張性酸性高温泉)
【pH値】2.8
【持ち物】フェイスタオル・バスタオル
貴重品BOXはございませんので、お部屋の鍵はホテルフロントへお預けください。
※幸雲閣ご宿泊のお客様には無料チケットをお配りしております。ご利用の際はフロントへお声かけください。
早稲田桟敷湯 宿より車で約5分
戦後間もない1948年(昭和23年)に、地質学・鉱山学を学ぶために訪れた早稲田大学の学生が掘削した温泉です。
イエローカラーの漆喰は和モダンでちょっと不思議な雰囲気。貸切露天風呂(要予約)や休憩所もあり、ゆっくり過ごせる点も魅力です。
【泉質名】含硫黄 -ナトリウム- 硫酸塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)
【pH値】7.3
【持ち物】フェイスタオル・バスタオル
しんとろの湯 宿より車で約10分
泉温93度の低張性アルカリ性高温泉を、約200mの木樋に流して適温に自然冷却した源泉かけ流しの公衆浴場。
お肌がつるつるになるという「美肌の湯」を心ゆくまでお楽しみください。
お風呂上りには、併設の「ゆの駅しんとろ」にて、直売所でのショッピングや食堂でのお食事もできますよ。
【泉質名】含硫黄 -ナトリウム -炭酸水素塩 -塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)
【pH値】9.4
【持ち物】フェイスタオル・バスタオル
すぱ鬼首の湯 宿より車で約20分
オニコウベスキー場からも近い公衆浴場。広い内風呂と露天風呂があり、開放的な温泉体験ができます。
高原にあるので雄大な自然を楽しみながら入浴できる点も魅力。特に夕暮れ時は赤く染まる景色が広がります。
肌触りの優しい弱アルカリ性の泉質なので、刺激の少ないお湯が好きな方にもおすすめです。
【泉質名】単純温泉(弱アルカリ性) 【pH値】8.3
(冬季休業 11月中旬~4月下旬)
【持ち物】フェイスタオル・バスタオル